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最初に揃えるべきエフェクターはコンパクトかマルチか?

今やマルチエフェクターはサイズ、重さともに持ち運び便利でモデリング技術もテンコ盛りっていうのが当たり前となり、コンパクトエフェクターも今や小さなメーカーも大幅に参入するようになったおかげで種類が増え、選ぶのが悩ましい時代となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がまだ学生の頃はマルチエフェクターと言えば1Uのラックサイズが当たり前の時代で、それにペダルボードが必要となるので電車での持ち運びが不便でした。コンパクトエフェクターについては大手メーカーの物がほとんどで種類は今ほど豊富ではありませんでした。

しかし時代とともにラックサイズだったマルチエフェクターもペダルボードと一体型となり、徐々に小型化して安くなってきたので、いつの間にやらコンパクトエフェクターを複数揃えるよりマルチエフェクターのほうがお買得になってしまいました。

なので、楽器屋の店員さんやギター教室の先生方はギター始めたばかりの人にはコンパクトエフェクターよりもマルチエフェクターをついつい勧めがちなのではないかなと思います。

周りに使い方をきっちり教えてくれる人がいるならばマルチエフェクターという選択はアリでだと思いますが、そうでない場合は結局マルチエフェクター選んだとしても使いこなせるようになるまでが大変なのではないかなと思います。一見シンプルに見えても呼び出さないといけないメニューやパラメータが裏に色々隠れていたりする事が多々あり、それが面倒で練習に身が入らなくなったら元も子もないですからネ。

という訳で今回のブログのお題に対する私の結論は「最初は必要に応じてコンパクトエフェクターを買い足していき、マルチエフェクターの購入を検討するのはその機能性・利便性を必要とするようになってから」という事になります。

近頃はプログラマブルスイッチャーも小型化・低価格化してきているので、マルチエフェクターほど多彩な音作りを求めず、コンパクトエフェクターのON-OFFを同時に複数切替るだけで良いならばそういったスイッチャーをいずれ検討するのも良いと思います。但し足元がケーブル類も含めて多少賑やかになり、ケースも頑丈なものに変えないといけなくなりますが。

私見ではありますが、最初のエフェクター選びにお悩みの方は是非参考にしていただければと思います。

 

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