ラッカー塗装ギターとうまく付き合うには!
とうとう緊急事態宣言も解除され、当店は6月1日より時短営業から通常営業(10:30~19:30)に戻りました。
これからの時期まだまだ暑くなってきますので、感染予防しつつもマスク絡みの熱中症にも十分お気をつけください。
さて今回はラッカー仕上げのギターで注意しないといけない点を書き連ねてみたいと思います。
音や響きの良し悪しみたいな部分はここでは割愛します。
【1】クッション部分にゴムの成分が含まれているギタースタンド。
何も考えずにギターを立てかけると塗装が溶けたりゴム成分がくっついたりするのは有名な話です。モフモフの専用カバーも売っていますが、対策として一番手っ取り早いのは100円ショップでも手に入る包帯などをスタンドのゴムスポンジ部分に巻き付けておくことです。ただ、ULTIMATEのGS-1000等のスタンドなら経験上、特に対策は不要です。
【2】色落ちしやすい衣類。
新しいTシャツや服の染料はギターの塗装面に影響を及ぼす「移染」の元となり、その衣類とよく触れる部分の塗装面が変色してしまいます。なので対策としては着慣れた服装や色落ちの心配がない服装で演奏するようお心がけください。
【3】合成化学繊維ぽい素材のストラップ。
これもゴムと同様に塗装を溶かす原因となり、ケースの中に一緒に放置してると後で憂き目にあいます。また、アコギのヘッドに括り付ける用の紐も種類によってはずっとつけっぱなしだと塗装に悪影響を及ぼします。なのでストラップはこまめに外しておきましょう。
【4】クリーナー、ワックスなどの種類選び。
基本的にはラッカー使用可のケミカル類で大丈夫かとは思いますが、ギターによっては厄介な状態の物もありますので、恐る恐る目立たないところで試しながら使うしかありません。
あと、塗装がくすみやすかったり変色しやすかったり艶消し部分がテカテカになったりクラック入ったり…といった点はありますが、あくまで「風合い」なのだと胸を張ってください。
何かと維持が面倒なラッカー塗装ギターですが、ラッカーならではの響きはやはり魅力的ではあります。
以上の点に注意しつつありのままの経年変化を受け入れる覚悟でうまく付き合ってあげてください。