中古エレクトーン商品化の際の「A・R・E(アレ)」
中古のエレクトーンを商品化する際には必ず「アレ」します。
「アレ」の他にも裏メニューのテストや内部と外部のクリーニングはもちろん必須です。
今回はELB-02を例に「アレ」するところを紹介させてもらいます。
まず上下鍵盤をアッセンブリーごと本体から外します。
次に鍵盤アッセンブリーから白鍵、黒鍵を外します。
鍵盤アッセンブリーから鍵盤自体を外すとブタ鼻みたいなのが横にズラッと並んでいるのが分かるかと思いますが、これが所謂「接点ゴム」といううやつで、これを交換していきます。
この作業こそがここでいう「ARE(Arrangement of Rubber-seats for Electone)」なのです(ちと強引かな・・・)。
この部分が劣化してくると打鍵時の音量が狂ってきたり鳴らなくなったりします。
新しい接点ゴムに交換したらまた鍵盤を元に戻していき、上下鍵盤とも本体に組み直します。
ただ、何かこぼした形跡などあると基盤の腐食でいずれそこだけ音出ないという事も起こりえるため、接点ゴム直下の基盤交換も併せて行う事もあります。
「ARE(アレ)」のひと手間があるのとないのとで商品に対する安心感が変わってくると思います。
中古エレクトーン選びの参考にしていただければ幸いです。
弊社の中古エレクトーン在庫情報については「デジマート」のサイトにてご確認ください。