初物!YAMAHA電子ピアノNP32B修理!
最近、YAMAHAの76鍵ソフトタッチタイプの電子ピアノ、NP32(ピアジェーロ)の預かり修理しました。
症状は「高音でならない箇所がある」「鍵盤のあちらこちらで強打音発生」という内容です。
この場合はどの電子ピアノでもそうですが真ん中より右半分の鍵盤下の基板と全鍵盤の接点ゴムを交換しないといけません。
鍵盤外した姿が上記画像です。
ピアジェーロシリーズの鍵盤タッチは基本的にシンセのような軽いタッチですが、鍵盤下のゴムは低音側が青色、真ん中あたりが灰色、高音側が茶色に色分けされていて、このゴムで微妙にタッチの重さを変えていたりするんですネ。が、僕にはイマイチ違いがわかりません(T_T)
速攻パーツ交換終えて楽勝ムードでいざテストしてみたら「やけに鍵盤がカラカラ鳴るうえに、はじいてみるとボヨヨーンとなる」という事態にしばし悩む羽目に。
鍵盤下の部分と基板の間にあるべきクッション(ストッパーフェルト)が無いからこーなったという結論に至るまでそこそこ時間かかりました…あぁ恥ずかし~(-_-;)
この機種の鍵盤下の基板交換の際には別途ストッパーフェルトを基板裏に貼り直す必要があるんですよネ…良い勉強になりました。
ま、何はともあれ無事修理完了しましたが、初物にあたると思いがけない壁にぶち当たるもんですネ。