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ギターの3弦だけがチューニング狂いやすい場合!

エレキギターでペグがロック式であるにもかかわらず、3弦だけチューニングが安定しないという事をよく聞きます。

ナット溝に潤滑剤塗ったり日々のメンテナンスを怠らないのはもちろんですが、それでも改善しない場合はナット溝の幅と弦のゲージの不一致を疑った方が良いかもしれません。

というのもナットの溝を切る専用ヤスリ(ナットファイル)はバラ売りだけでなくセット弦の各ゲージに合うよう6本セットで販売されてたりもしますが、たまに弦のゲージと不一致なナットファイルセットが販売されてる事があるからです。

例えばセット弦のゲージが10-46であった場合、大抵3弦は0.017の太さですが、ナットファイルのセット売りの場合、3弦用が0.016だったりする事あるので、メーカーや工房によってはその0.016で溝切してる可能性あると思います。

そうなると、当然ながらナット溝の底が狭くなるので弦のすべりが悪くなりチューニングも安定しません。

なので潤滑剤を塗布してもチューニング安定しない場合は、弦のゲージに合ったナットファイルで軽く数回シャシャッとナット溝を切り直し、細目のサンドペーパーでサッと磨いてあげてみると良いかなと思います。

ナットファイルはバラ売りだとそんなにお金かかりませんので、チューニングが不安定でお悩みの方は一度お試しください。

 

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