ヤマハ中古買取電子ピアノ、YDP-164Rの整備記録!
- 2024/11/06
- 鍵盤楽器修理
先日買取した電子ピアノ、YDP-164Rの整備記録です。
出張査定での買取だったのですが、お客様宅で商品の状態を確認したところ、鍵盤のタッチの強弱にかかわらずデカい発音する白鍵がいくつかありましたのでパーツ交換と相成りました。
↓まずは天板開けて鍵盤蓋も外します。
↓鍵盤ユニット外します。
↓裏向けたら赤い四角で囲んだ基板外します。
↓基板の下には接点ゴムというパーツが入っているのでこれを交換!強打音の元凶はほぼコイツの劣化です。
構造的には鍵盤たたくと接点ゴムを伝って下の基板で鍵盤のタッチの強弱を認識するのですが、そのゴムが劣化すると弱く叩こうが強く叩こうが基板側は同じ強さで認識されるんですネ。
現在はその接点ゴムと併せて基盤も耐久性が見直された後のパーツに交換済です。
中古の電子ピアノだとここを交換してるか否かで安心感は変わってくると思います。
これで販売準備は整いましたが、お値段決まるまで今しばらくお待ちください。