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なぬ!現行型電子ピアノの鍵盤でカタカタ音?
先日、親会社の店頭展示品のCLP-775の鍵盤で異音がするようになったとの連絡があり、すっ飛んで行きました。
まぁ現行機種なのパーツ交換は無いだろうと思って鍵盤ユニットの各ネジのゆるみだけ確認してハイサヨナラ出来ると予想してたのですが、それだけでは解消しきれず、2度の訪問となりました。
内部のネジ締めなおしてもまだオカシイと指摘のあった真ん中らへんの黒鍵数ヵ所は、とりあえず上記画像のように鍵盤ユニット外して個別に鍵盤&ヒンジ部分交換にて対処しました。
上記画像で赤線で囲った低音側の一角にもカタカタいう異音が発生してたのですがここは鍵盤押さえ板(上記画像の黄色矢印部分)に体重かけてやると異音が収まったのでその板の共鳴が原因だなぁと判明しました。
で、鍵盤押さえ板のネジを増し締めしても共鳴するので新しい鍵盤押さえ板に交換した次第です。その後は無事異音が収まり、古い方の鍵盤押さえ板見ると若干反りが見受けられましたので板の変形が根本的原因かもと推測してます。
ちなみにその鍵盤押さえ板というのがコイツ↓です。
メーカーの技術専門サイト見てみると鍵盤押さえ板あたりが原因で異音鳴る事例チラホラ見受けられますネ。
修理が無事終わって帰社途中、駅で電車待ちながらのリポビタンDが美味かったことは言うまでもありません( ー`дー´)キリッ
電子ピアノ在庫一覧(4月24日現在)
いよいよゴールデンウイークに突入しますが、昨今これだけ円安が進むと気軽に海外旅行…という訳にはいかなくなったのではないかと思います。国内の観光地もその影響でオーバーツーリズムになりがちですのでお出かけはかなり悩ましいですネ。
お買い物するにしても海外からの輸入品のお値段はめちゃ上がってますので、世の中的には消費マインドは数年前より冷え気味かとは思いますが、めげずに毎月恒例の電子ピアノ在庫一覧紹介と参ります。
上記一覧をクリックしていただければデジマートのサイトへ遷移する事が出来ます。
各商品の詳細はそちらでご確認ください。
ちなみにヤマハの中古電子ピアノは商品化の都度、鍵盤下のパーツを交換してますので低年式の商品でも安心して気持ちよく弾いて頂けると思います。
送料のお見積ご希望の際は、お住まいの市区町村と設置階数、アパート・マンションの場合はエレベータ有無まで教えて下さい。
よろしくご検討いただきますようお願いします。
1967年製!SELMERのビンテージアルトサックス、MARKⅥの紹介!
セルマーの名機と評判のビンテージアルトサックス、MARKⅥの紹介です。
なにぶん管楽器の知識はあまり無いのでここではさらっと流す程度になると思いますが悪しからず。
しかも1967年製のビンテージとなると迂闊な事言えないので腰が引けてしまいます(汗)。
但し、年代物の割には外観は綺麗なのですがラッカーリフィニッシュされてる事と、F#キーの動きが渋めという事は判明しております。
あろうことかそれをさらにピカール等で磨いたツワモノが居たので、コーティングが所々ハゲてるかもしれません。
あと、ケースの中に長い間眠らされていたせいでカビ臭がします。
なので出来れば、自分でメンテナンス出来る自信のある方にオススメしたいですネ。
価格など商品の詳細は以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。
https://www.digimart.net/cat08/shop2620/DS08716545/
よろしくご検討ください。
YAMAHAの中古エレクトリック・アコースティックギター、CPX500Ⅲの紹介!
ヤマハの中古エレクトリック・アコースティックギター、CPX500Ⅲの紹介です。
サイズ大きめのシングルカッタウェイボディのエントリーモデルです。
主な仕様ですが、ボディはスプルースTOP、ナトーorオクメSIDE&BACKで、ネックもまたナトーorオクメとなります。なのでマホガニー系のサウンドという認識で良いかと思います。
ピックアップ&コントロール部は「SYSTEM66(1wayモノラルPU)」が採用され、中音域のピークが80Hz~10kHzまで幅広く選択可能です。ちなみに使用する電池は単3電池2本となります。
エントリーモデルですが、価格的に幅広いラインナップが揃えられるヤマハならではの作りの良さが実感できます。
アンプに繋げばバンドアンサンブルでも全然使えると思います。
お値段ですが、ソフトケース付で¥27,500(税込)となります。
全体的にあまり使用感は見受けられず綺麗な商品です。
アンサンブルでも使えそうなお求めやすい価格のエレアコタイプお探しの方は是非ご検討ください。
電子ピアノ修理日記
さて、今日はYAMAHAハイブリッドピアノN1の修理に出かけました。
内容は電源起動時、ディスプレイ画面にエラーコード「E53」が表示されるという件です。
電源投入後4秒以内に、内部の基板間で通信ができない場合に表示されます。
↑黄色い丸印の基板間のケーブルを1本交換するだけなのですが、作業量はなかなかのヘビー級であります。
鍵盤右側の下にある基板にアクセスするためにはハンマーアクションのユニットを丸ごとごっそり外すのですが、下手なところ持つとアクションに狂い生じるので要注意であります。
↑アクションユニット外したあとは上1オクターブ半ほど鍵盤外せば基板のコネクターにアクセスできます。
鍵盤自体にも下側に光センサー用のシャッターが付いてるのですが外した時そこも触ったり傷つけたりしないように気を遣います。
鍵盤戻してまた重たいアクションユニットを付け戻す時が最もキンチョーする瞬間です。
こうして修理終わったあとは念のため、鍵盤センサー測定して終了と相成りました。
めでたしめでたし(^^)