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ヤマハCLP-800シリーズにCLP-825出たんだってねぇ…。
最近出たヤマハクラビノーバ、CLP-800シリーズは旧モデルよりスピーカー等音響的な部分、ハンマーの重さ、打鍵時のセンサー検出方法以外、構造的にはあまり変わらんかなぁという印象でしたが、つい先日、ペダルの構造が変わってる事を研修で教えてもらってきました。
それまでのモデルではスプリングがペダルの下側にあったのですが今度のモデルでは上側に移動してるんですネ。これによりグランドピアノ同様に、踏んだ時よりも戻す時の方が軽く感じる荷重の変化を再現出来てるという訳です。技術面ではペダル内部のパーツ交換がやりやすくなって万々歳ですナ。
で、その800番台にCLP-825という下位モデルが登場したのはご存じの方も多いかと思います。
アリウスシリーズとクラビノーバシリーズの価格差を埋めようという事で登場したモデルだと聞いてます。
ちなみに操作パネル、アンプ出力(20W×2)、音色数(10音色)、USB端子がTO HOST端子のみといったところはYDP-165と同じですが、音響面、鍵盤やペダルの種類できちんと差別化されてます。
お値段はなるべく抑えたいけれどシンプルに使えて且つBluetoothオーディオ機能も付いていて鍵盤のタッチ感も出来れば良いものが欲しいといった方にうってつけのモデルかと思います。
いろんな部分でよりリアルになったという事で、それゆえに旧モデルと比べて音響面やタッチレスポンス、ピッチ感などにちょっと違和感を感じられる方もおられるようです。その場合は「Smart Pianist」というスマートデバイス用アプリで細かく設定が可能ですのでお好みの設定に変えていただく事になるかと思います。
選択肢が広がるという事は良い事ですネー。売る側としてもどなたにもオススメしやすい有難いモデルですヨ!とはいえウチに中古で入ってくる事は当分無いでしょけどネ(-_-;)
USA製モズライトギター入荷のお知らせ!
久々にUSA製モズライトギター入荷のお知らせです!
Vシリアルの「The Ventures 1965 Reissue」です。
しかも細いペンか何かだと思いますがセミーモズレー氏のサインが入ってます。1992という文字も横に入っておりシリアルナンバーの頭3桁もv92ですので1992年製で間違いないかと思います。ちなみに文字はこすっても消えませんので悪しからずm(__)m
このギターの指板はハカランダという情報があるのですが100%の確証はありません。ただ、今まで入荷したことのあるモズライトギターと比べるとアタックがパキッとした印象であることは確かですのでおそらく間違いないかなぁとは思いますが。
とにかく硬質なテケテケサウンドをお求めの方にオススメのモデルかと思います。
価格等、商品詳細については以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。
https://www.digimart.net/cat03/shop2620/DS09246000/
よろしくご検討ください。
日本製!80年代後半のエレキギター!FERNANDES FR-55X入荷のお知らせ!
またちょいとレトロな中古エレキギター!フェルナンデスのFR-55Xの紹介です。
80年代のリボルバーシリーズのエントリーモデルです。
FR-55シリーズのボディ材はソフトメイプルが採用されており、歪ませることで中域の充実したサウンドを実感できると思います。
ボディ自体はかなり細目で小ぶりに見えるのですがその割に意外と重たく、測ってみたら3.8kgもありました…これにはビックリ( ̄▽ ̄;)
トレモロアームはBODY CRASHER(ボディクラッシャー)が採用されとります。このコンパクトさでファインチューナー機構が使えるんです。
これ以前にHEAD CRASHERというトレモロシステムありましたが、その機構をかなり簡素化かつコンパクトに進化したタイプですネ。こっちの方がチューニング面で安定感あると思います。
ただ、これに使えるアームバー探すのは至難の業と思われるので、アーム使いたい場合はGOTOHなど他社のトレモロシステムに換装することお勧めします。
サウンドについては、エントリーモデル故か、鳴り自体は至極平凡でレンジも広いわけでもなく音ヌケも大した事ありません。
トレモロシステムやピックアップ換装してあげれば化けるかもですが、これからギター始めようとする方や練習用として割り切って使う分には、ネックの状態はほぼ真っ直ぐで音詰まりもないので安心して使っていただけるかなと思います。
これもまたレトロな合皮製のソフトケースが付属し、お値段は¥25,300(税込)で販売してます。
よろしくご検討ください。
これぞジャパビン!TOKAIのプレシジョンベース!PB-40入荷のお知らせ!
オープンテラスで秋の風を感じながら飲むビールが美味い季節ですネぇ!この前の休日にそれで気持ちよくなりウトウト寝てしまいそうになりました…気をつけよう(-_-;)
さて、久々にジャパンビンテージと呼べる棹物が入荷しました!
TOKAI(トーカイ)のHARD PUNCHERシリーズプレシジョンベース、PB-40です。
いわゆるスパロゴ期のトーカイのモデルですネ。しかしヘッドのHARD PUNCHER(ハードパンチャー)っていう文字、目立ちすぎやなぁと思ったのは私だけでしょうか?( ̄▽ ̄;)
ネックジョイントプレートのシリアルナンバーからこれは1980年製となります。
ボディ材は当時のカタログによると「セン」「リンデン(バスウッド)」「アルダー」の3種類が採用されており、この個体は杢目見る限りアルダー材のようです。
指板のローズ材はスラブ張りではなくラウンド張りとなります。
サウンドはネックや弦高を調整してあげるとエエ具合に化けてくれました!エエ音鳴ります。音で選ぶなら今あるメキシコ製フェンダーより個人的にはコッチがオススメです。
若いスタッフにタメシビキしてもらいましたのでご参考までにご覧ください。
しかしトラスロッドは経年のせいか…回すのがちょいと硬かったですネ。まだもう少し回るかも程度だと認識頂ければと思います。もしかしたらワッシャーの出番待ったなしかもです。
フレットは弦の轍も無く綺麗に残ってたりします。
ソフトケースは80年代にギター買ったら必ずと言っていいほどド定番で付いてきた赤茶色の懐かしい合皮製ケースが付属してます。スタジオにバンド練習行ったら皆この類のケースやったという時代がありました(-_-;)
お値段は¥66,000(税込)で販売しております。
ステージで使うにはもってこいのプレベだと思います。
よろしくご検討ください。
電子ピアノ修理記録簿!ヘッドフォン端子に変換プラグの先端が…の巻!
- 2024/10/14
- 鍵盤楽器修理
本日もまた、ヤマハ電子ピアノの修理に出かけて参りました。
症状はヘッドフォン端子に変換プラグ(ミニ→標準)の先端が中で折れて残ってしまった、という内容です。
先端が残ってしまえばヘッドフォンが刺さっていると認識されるのでスピーカーから音は出ません。
一般的にはこうなるとヘッドフォン端子は基板にハンダ付けされていて且つ端子の逆側からグリグリ押し出すこと出来ない仕組みのため、基板ごと交換となると思います。
が、これは何かで引っ掛けて抜き出せるんじゃないかと思い立ち、何か無いかなぁと工具まさぐってたらエエのありましたワ。
これらは何かというと両面基板の表面にはんだ付けされたコンデンサーやポット等の電子パーツのはんだを溶かしつつグイグイ外すために手に入れた道具なんです。
こいつの端子内部に上記画像の赤丸部分突っ込んでやるとうまい具合にフック部分に引っかかって取り出すことできました。
感覚的には5分ぐらいで終わったような気がします。お客様に余計な出費いただく事なく且つ短時間で完了出来てメデタシメデタシでした。