弦楽器記事一覧
Epiphoneの中古エレクトリック・アコースティックギター、EL-00 proの紹介!
4月に入り、GIBSON系列の商品が一斉に値上がり始めましたネ。デジマート見るとそれに釣られて中古品も値段が上がってるようです。
まだ旧価格で出ている商品も多いですが、ぼちぼち新品の販売価格は1割強~2割ほどアップしていきそうなのでギブソンやエピフォンブランド狙ってる方は早めに押さえといた方がよいかと思います。カスタムショップ製品など高額帯になればなるほど上がり方半端ないですからネ(汗)。
さて、今回はそのエピフォンの2019年製中古エレクトリック・アコースティックギター、EL-00 proの紹介です。
ボディが小ぶりで細身なディンキータイプです。がサウンドはしっかりしていて気持ちよく鳴ってくれます。
仕様ですが、ボディはスプルース単板TOPのマホガニーSIDE&BACK、ネックはマホガニー、指板はローズウッドが採用され、FISHMANのソニトーンサウンドホールプリアンプが搭載されています。
アンプに繋げられるのでバンドアンサンブルや自宅レコーディングにも使えて便利だと思います。
お値段はソフトケース込みで¥33,000(税込)となります。
外観は多少の傷ありますがさほど使用感なく綺麗な状態です。
お買い得感のあるエレクトリックアコースティックギターをお探しの方は是非ご検討ください。
ARIA PROⅡ エバーグリーンAE200シリーズの紹介!
ARIA PROⅡアリア・エバーグリーンシリーズのテレキャスタータイプ615-AE200、ストラトタイプ714-AE200!初入荷です。
メイプルトップボディ&マッチングヘッドカラーの外観は定価¥46,200とは思えないほどの高級感あります。しかもコレで各ボディカラーごとに合わせたカラフルなギグバッグが付いてくるのです。
まずはテレキャスタータイプ615-AE200は見た目3シングルコイルになってますが、センターPUはトーンポットを引っ張り上げないとONにならないのでそれを引っ張り上げなければ通常のテレキャスターの3WAYスイッチの切替と同じです。トーンポットを引っ張り上げるとセンターPUが常時ONになり、3WAYの切替はフロント+センター、フロント+センター+リア、リア+センターとなります。なのでセンターPU単体の音は出せませんので悪しからず。
ストラトタイプの714-AE200のデザインが個性的でユニークですが、これはレオ・フェンダーのビジネスパートナーであるジョージ・フラートンのデザインとの事です。個人的には過去にこのデザイン見たときの印象は「なんじゃコレ??」でしたが、こういうトラ目とポップなカラーリングだと映えるデザインですネ。ちなみにリアPUはトーンポットを引っ張り上げるとコイルタップできるようになっており、テレキャスタイプの615-AE200同様、幅広いジャンルに対応できて重宝すると思います。
主な仕様ですが、ボディ材はどちらもメイプルTOPポプラBACK、メイプルネック、ローズ指板にジャンボフレットが採用されています。
店頭でのお値段はどちらも¥36,960(税込)となります。
5万円以内でコスパ最強のギターをお探しの方は是非ご検討ください。
Kヤイリ!一五一会(音来)入荷のお知らせ!
ここのところコロナ感染者数もかなり減ってきており、個人的にはもうそろそろマスクは外して良いのではないかなーと思うのですがいかがでしょ?。
街の中歩いてる欧米から来日された方々は、ほぼ外してる印象ですからネ。これからの季節、日焼けでマスク痕残るのもカッコ悪いですし。
さて本題。最近珍しい弦楽器入ってきたので紹介します。
K・YAIRIの「一五一会 音来(ニライ)」です。
一五一会は沖縄のバンド「BEGIN」と共同開発された楽器として有名ですネ。
弦が4本…さてどうやって弾くのか…ギターやウクレレ、ベース等ともチューニング違いますし、ましてやバイオリンとも違うので弦楽器経験者でも最初は「どう弾くんだコレ?」ってなるかもしれません。
取説にはキーの合わせ方が「F」「G」「A」の3パターン記載されていて、「F」の場合は4弦から1弦をF→C→F→Cに、「G」の場合はG→D→G→D、「A」の場合はA→E→A→Eとなり、これらはコードでいうところのルート音と5度の音、所謂パワーコードになります。
例えば「F」のキーに合わせて解放弦鳴らすとギターで以下のとおり押さえて鳴らす事と同じになります。
2オクターブ分のパワーコードが1本指で奏でられる仕組みなんですネ。この辺りが理解できれば沖縄音階とか民族音楽的な音階とか奏でて遊べますし、伴奏するにしてもコード押さえるのに指が届かないとい心配要りませんし、メジャーコードだのマイナーコードだの気にせずに演奏できるので、正直なところとっつきやすさから言えばウクレレにも勝る最強の楽器かなと思います。
使用弦は一応、一五一会専用の弦が色々あるのですがアコースティックギターの5弦、4弦、3弦、1弦(ライトゲージ)が流用可能です。
これから楽器を始められる方だけでなく弦楽器経験者でもアンサンブルにちょっと違った音色加えてみたいという方も是非、この一五一会にご注目いただければと思います。
価格等、詳細は以下のURLよりデジマートのサイトにてご確認ください。
https://www.digimart.net/cat02/shop2620/DS08092333/
よろしくご検討ください。
アコギにスポルテッドメイプル?
最近、ちょっと珍しい個性的な外観のエレクトリック・アコースティックギターが入荷しました。
何と、そのギターのトップにスポルテッド・メイプルが採用されとるんです( ̄▽ ̄;)
ハイエンドクラスのエレキギターのトップ材に使われることはありますが、ハイエンドクラスのアコギでは見たことないですネ。
見た目はめちゃくちゃカッコよいです。が、そもそも腐りかけの柔らかい木材なので加工が難しく塗装はどうしても厚塗りになるようです。
この材の音響特性については未体験でしたが、このギター自体のサウンドは低域から中域にかけて良く響き、全体的にマイルドで温かみのある印象ですのでソフトメイプル系の特徴が出てるのかなと思います。
ちなみにこのギターの正体ですが…GREG BENNET D-30という本数限定の稀有なエレクトリックアコースティックギターで韓国のSAMICKのブランドのようです。
ヘッドの「S」はおそらくサミックの頭文字でしょう。
店頭販売価格は¥33,000(税込)です。
宜しくご検討ください。
推察!魅惑?疑惑のMartin D-45サンバースト
はっきり言って個人的にはマーチンに限らずアコースティックギターの事ってエレキギターほどの興味はありません。
が、最近、長期在庫のMartin D-45(サンバースト)についてちょいと考察してみました。
明らかに改造されていると判るのはブリッジにピエゾPU仕込んでエレアコ仕様にしている点です。
よくお問合せいただくのはボディのサンバーストカラーはオリジナルなのかという事ですが、これまでは一応言い伝えでオリジナルカラーだとお答えしておりました。
が、先人よりリフィニッシュされているとも聞いてますのでその時点正直ダウトですわな(汗)。
次にインレイ入りのブリッジもオリジナルなのかどうか聞かれることありますが、塗装リフィニッシュしている場合、ここも一旦剥がすでしょうからひとまず剥がされている事は間違いありません。80年代にはなかったブリッジ周辺の塗装浮き対策でボトム側きっちり数ミりほどわざと隙間作ってるようなところも見られましたので。
マーチンのD-45オリジナル品で6角形のインレイ入ってる物はWEB上探しまくってもないので、ここはピエゾ仕込むタイミングで「別の物に交換された」か「元のブリッジに後付けで埋め込まれた」可能性がありますが、ブリッジピン穴が広がりすぎている事から察するに、オリジナルのブリッジにインレイを埋め込む加工がなされたと考えられます。
ちなみにブリッジピンのガバガバは暫定対処でピンにアルミテープ巻いて処置してます。委託品のため迂闊にリペア出来ないんです。
あと、このインレイ入りエボニー製つまみのペグ・・・マーチン製のエボニー材つまみのゴールドカラーペグの存在は疑いようのない事実なのですが、貝の十字型インレイ入りは流石にあり得ないのでボタンは加工された物とみるのが自然でしょう。ブリッジに埋め込まれた6角形のインレイと整合性も取れてませんからネ。
あちこちイジられてる疑惑満載な個体ですが、センス良くとても高級な佇まいにまとまっておりサウンドも非常に魅力的です。
価格等、詳細は「デジマート」にてご確認ください。
ご購入検討の際は一度試奏いただければと思います。